2009年10月4日日曜日

中川昭一元財務相逝去

今朝、中川昭一元財務相がお亡くなりになられました。
まだ若く、これからが期待されていた政治家だけに残念でなりません。

日本のために働き、日本のために尽くされた良き政治家であり、尊敬すべき導き手の独りでありました。

今は彼の死を悼み、冥福を祈るばかりです。

2009年9月20日日曜日

麻生太郎氏誕生日おめでとうございます。

麻生太郎氏、お誕生日おめでとうございます。
衆議院選は悔しい結果に終わりましたが、日本人はかならず目を覚まし団結できるものと信じています。

麻生内閣が再起することを祈って、万歳

2009年7月14日火曜日

8月30日にむけて

麻生首相が21日ごろ解散、8月30日投開票を正式表明
 戦いの日程が決まりました。麻生首相も考えがあってこの時期に設定されたのでしょう。
 これまで、日本国と国民のために孤独な戦いを続けられてきた首相に今度は私たちが応えるときです。

 これは決して民主党との戦いではありません、国民とマスコミとの戦いです。
 マスコミがこの先、公正で透明な報道を行う可能性は皆無でしょう。国民と私たちの政府との間にマスコミの壁が存在するというならば、ネットと草の根を最大限に利用していくしかないでしょう。

 コンテンツを作る技術のある方はコンテンツで、マスコミの偏向の事実を出来るだけ多くの人に伝えてください。
 既に、ニコニコ動画・YouTubeなどの動画共有サイトなどでは様々な動画がアップされています。自分のサイトをお持ちの方はこれらの動画を紹介して頂くだけでも効果はあります。
 チャンネル桜などはわかりやすく作ってあるため良いと思います。
 こちらもお勧めです。


 出かけることの多い方はチラシを配布するという方法もあります。
三橋貴明さんのブログ『新世紀のビックブラザーへ』で「【集合知プロジェクト】日本が大好き!」でチラシのデータが公開されているのでぜひ。






 しかし、どれだけ手を尽くしてもマスコミを盲進してやまない「マスコミ信者」と言っても良いような方々もいます。そういう方々には大手新聞社の公式サイトを紹介して上げましょう。テレビで言わないようなこともWeb上では記事にしていることがかなりあります。あの朝日でさえも、です。
 特に、MSN産経は同系列のフジとは報道に対する姿勢が全く異なるので紹介しておきましょう。

 それでも、「自民はダメだ、何が何でもダメだ、民主しかない」と言う化石人には民主以外の野党を勧めて上げてください。なにも無理に自民に入れて頂かなくても良いのです。
 アンチ自民票が民主に集中せず拡散することは結構効果的です。売国政党同士で食い合って頂くのがよいでしょう。


 もし、他に良いアイデアが有れば教えてください、お願いします。

2009年7月12日日曜日

核の傘

 こちらの「ねぇ知ってたぁ?」で面白い記事を教わったので、今回はこのネタを扱おうと思います。
「核の傘」日米協議へ、月内にも初会合
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090708-OYT1T00028.htm

【ワシントン=飯塚恵子】日米両政府は7日、米国の「核の傘」を巡る両国の協議の場を初めて正式に設け、月内にも初会合を開く方向で検討を始めた。

 複数の日米関係筋が明らかにした。外務、防衛両省と米国務省、国防総省の局次長・審議官級の枠組みとする方向で、協議では、有事の際の核兵器の具体的な運用に関して日本側が説明を受け、オバマ大統領が目指す大幅な核軍縮と核抑止の整合性などを話し合う。
 日本に対する「核の傘」は、日米安全保障条約に基づき、米国が保有する核兵器によって日本に対する第三国からの核攻撃を抑止する仕組みだ。米国は、同様の仕組みを持つ北大西洋条約機構(NATO)諸国とは、有事の際の核兵器の運用や手順などの具体的な情報を共有している。
 これに対し、唯一の被爆国である日本では、国民に核兵器への抵抗感が強く、運用について協議すれば、野党などから強い反発が出る状況だった。また、米側には日本の機密漏洩(ろうえい)への懸念も根強く、日米間ではほとんど議題に上らなかった。
 しかし、北朝鮮が5月に2回目の核実験を行い、中国も核戦力の近代化を進めるなど、東アジアの安全保障環境は不安定さを増している。米韓両国は6月、米国による「核の傘」の韓国への提供を明記する首脳合意文書を交わした。日本政府でも「核の傘」の有用性を再確認し、米側から運用の具体的説明を受けるべきだとの声が高まっていた。
 一方、米側では、オバマ大統領が4月、究極の目標として「核兵器のない世界」を目指す考えを表明した。今月6日のロシアとの協議では、12月に失効する第1次戦略兵器削減条約(START1)に代わる新たな取り組みとして、核弾頭配備数を双方が最低レベルで1500個まで大幅削減することで合意した。
 新方針は、オバマ政権が12月にまとめる、米史上3回目の「核戦力体制見直し(NPR)」に反映される予定だ。日本としてはこの時期までに、有事に備えた「日米共同作戦計画」に核兵器使用がどう組み込まれているかなど運用について説明を受けたうえで、日本側の要望を伝える考えだ。NPRの全容は非公開で、協議内容も基本的には公表されない見通しだ。

 ようやく日本の有事におけるアメリカの核の具体的な運用について話し合われるようです。日米が共に同盟国としての責務を果たしていけるように有意義な会談になることを祈ります。オバマUSAがへたれないように日本政府には頑張って頂きましょうw

 先日、日本人の天野之弥氏がIAEAの事務局長に選任されたわけですが、(「核兵器拡大を全力で阻止」IAEA事務局長に当選の天野氏)ここのところ極東における核に関わる動きが活発化しておりますね。
【サミット】北問題「一層緊密に協力」 日米首脳が一致
中国・新疆の情勢で懸念を共有 日米外相が電話会談(北朝鮮問題への取組についても言及されております)

 共同通信によると今回の会合には「今回の協議では米側の核攻撃能力や軍事力展開に踏み込んで話し合う予定。オバマ政権が進める核軍縮と核抑止力の維持の整合性も詰める。米の最新鋭戦闘機F22の輸出の可能性や宇宙利用、サイバー攻撃対策も検討項目の候補に挙がる。」とのことです。
 朝鮮半島以外も反応しそうですね、名前はわざわざ挙げませんが。

 安倍首相から麻生首相に至るまでの日本政府の奮闘ぶりには心からエールを送りたくなります。

 最後に、G8後の内外記者会見での麻生首相の発言から北朝鮮に関わる部分を。
 --イタリアと日本は長い間、良好で親密な関係を持っており、それを拡大しようとしている。北朝鮮とは2002年以降、国交を結んでいる。これを踏まえてちょっと質問したい。北朝鮮問題について。このイランについて、G8の政治声明の中には、タイムリミットが言及されているが、北朝鮮にはタイムリミットというものは全然言及されていない。北朝鮮に対してもタイムリミットを設定する必要があるか聞きたい。もう一つ。議長国であるイタリアの役割について、北朝鮮の核問題については、イタリアに対してどういう具体的な期待をしているか。最後、北朝鮮の後継の問題について特別な情報があれば教えてほしい
 「どこで日本語勉強したんです。うまいですね。日本の新聞社の方よりうまいかもしれん。自信もったほういいです」
 「北朝鮮のミサイル発射は、日本だけではなくて、明らかに国際社会の平和とか安全というものに対する重大な脅威であって、断じて容認できることはありません。これは国際社会が一致して北朝鮮の核の保有、またミサイルの開発は認めないというメッセージを発することが重要と。その観点から今回出されたG8の文書は、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決を目指す日本にとり、評価のできる内容だったと私自身は思います。このような声明をとりまとめていただいた議長国のイタリア・ベルルスコーニ議長の役割を評価しております」
 「今後は国際社会が一致した安保理決議1874というものをしっかり実施して、北朝鮮に対し、この安保理決議違反の行為は対価が伴うということをはっきり理解させる必要があると思っております。少なくともイランというのはまだ核実験を行ったわけではありません。北朝鮮は2回行っている。しかも日本が射程距離届くノドンというのをいくつも発射実験をしております。これが脅威でなくてなんです」
 「あなたがいわれたようにイタリアと北朝鮮は2000年から、21世紀から外交関係にあります。国際的な社会で主導的な立場にあるイタリアが北朝鮮に対して、この問題の解決に向けて積極的に働きかけを行ってくれるというのは、われわれとしても期待しているところです。いずれにしても、国際社会のこういう懸念、意志っていうものをはっきり認識して、6者会合というものの共同声明の完全実施に向けて、具体的な行動をとっていくということが必要だと思っております」

2009年7月2日木曜日

カリフォルニア非常事態宣言

 お久しぶりです。

 北朝鮮の暴走や、韓国経済の相変わらずの低迷、民主党代表の偽装献金問題などなど
興味深い情報ばかりですが、なかでも私が気になるのはカリフォルニアの財政危機でしょうか。

米カリフォルニア州が財政非常事態を宣言
 [サンフランシスコ 1日 ロイター] 米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は1日、財政非常事態宣言を発した。同州議会は6月30日、財政収支の均衡化に向けた予算について夜遅くまで討議を行ったが、合意に至らないまま7月1日の新年度入りとなった。

 議会は263億ドルに拡大した財政赤字に対処するため特別会議の開催を余儀なくされる。

 非常事態宣言を受け、州当局は納入業者などへの支払いを停止し、将来の支払いを約束する「IOU」(借用書)を発行することになる。カリフォルニア州がIOU発行という異例の措置を取らざるを得なくなるのは過去17年で初めて。

 シュワルツェネッガー知事は声明で「議会は昨日、予算の問題を解決できなかったが、安心してほしい。財政赤字の問題全体を解決することは私にとって唯一の最優先課題であり、解決できるまで休むつもりはない。この問題を引きずることなく、ここで終わらせる」と表明した。

 ギブズ米大統領報道官は、オバマ政権がカリフォルニア州の問題を注視していると表明。州当局者はこれまでに、米政府による資金支援や債務保証などを提案している。報道官は「引き続き状況を見守り、展開を見極める」と述べた。

 カリフォルニアといえば、現在は元映画俳優のアーノルド・シュワルツェエネッガーが州知事をされています。
 反日で有名なマイク・ホンダ氏や、かつての大統領ニクソン氏、レーガン氏もカルフォルニア出身議員です。
人口は米国で最も多く、大企業も移民も多いです。非常に経済規模も大きな地域です。
 当然、影響は米国国内だけにはとどまらないでしょう。

 今回の宣言で格付けにも影響が出るもの予測されています。
米カリフォルニア州の一般財源債を格下げ=フィッチ・レーティングス
【経済コラム】「夢のカリフォルニア」州債投資は冒険か-クイン
格付けはサブプライム問題で信用度は若干落ちましたが、それでも投資などの目安として利用されています。

なかなかお寒い状況ですね。

某チラシの裏では、特亜との関連性が指摘されていましたがどうなる事でしょう。
続報に期待します。

2009年5月6日水曜日

公共放送の反日

NHK「プロジェクトJAPAN」
4月5日放送「アジアの“一等国”」

 当番組をごらんになった方も多くいらっしゃるだろうし、インターネットでニュースなどをごらんの方なら、この番組が「発言をマイナス面だけを強調した編集をされている、これでは台湾が反日国で有るかのような印象を与えてしまう」と非難されていることはご存じだと思います。

始めに声を挙げたのは親台団体「日本李登輝友の会」でした。
NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」の内容が偏向していたとして、日本李登輝友の会(小田村四郎会長)は10日、福地茂雄NHK会長あてに抗議声明を出した。
 番組では、日清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示したものの、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制した-などとした。
 この放送に対し、声明は「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」とした。
 NHK広報局は「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」としている。
5日放送「アジアの“一等国”」自民議連が意見書
 NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの"一等国"』」の内容に対し、有識者らが「偏向・歪曲報道」などと批判している問題で、自民党の保守系議連「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・中山成彬元文科相)が近く、同局に質問状を提出することが20日、分かった。問題はついに政界に波及することになった。
 番組は、日清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示したが、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制した-などと放送した。
 これに対し、日台の文化交流を進める民間団体「日本李登輝友の会」(小田村四郎会長)は10日、「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」という抗議声明を、NHKの福地茂雄会長あてに提出した。
 声明には、元タイ大使で外交評論家の岡崎久彦氏、京大大学院の中西輝政教授らの名前も。また、ジャーナリストの櫻井よし子氏は週刊新潮で「全篇が"歪曲報道"の連続」と指摘し、評論家の金美齢氏も「"偏向番組"の一語に尽きます」と批判した。
 議連では、日台双方から同様の批判が続出していることを受け、NHKに質問状を提出する準備をしている。NHKの予算は毎年度、国会で承認を得ることが放送法で決められている。
 李登輝友の会の抗議声明に対し、NHKは14日付で、担当のエグゼクティブ・プロデューサー名で「(番組は)日本が最初の植民地とした台湾に、近代日本とアジアの原点を探り、これから日本がアジアの人々とどう向き合っていけばよいか、未来を生きるヒントを探ろうとしたもの」「なにとぞ番組の趣旨をご理解いただきたいと思います」といった回答を寄せている。
 だが、李登輝友の会の柚原正敬専務理事は夕刊フジの取材に「回答はとても納得できない。担当プロデューサーやディレクターにも出席してもらい、公開討論会を呼びかけたい」と話している。

 やはりというか、報道したのは産経でした。
それに対するNHKの回答が
5日に放送された「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」の放送内容が偏向していたとして、「日本李登輝友の会」(小田村四郎会長)が同局に抗議したことをめぐり、同局の日向英実放送総局長は22日の会見で「台湾の人たちが親日的であることは当然、十分承知していて、それを前提にして伝えた」との認識を示した。
その上で「番組の趣旨、文脈がある。全要素を平等に個別の番組で伝えねばならないとなると、クリア
に物事を申し上げられない。(NHKの)放送全体の中で考えていただきたい。恣意(しい)的に編集することはない」と説明した。
NHK広報局によると、同番組に対し、21日までに電話やメールなどで1900件を超える反響が同局に寄せられ、「戦前の台湾統治の状況をよく伝えていた」「日本は台湾によいこともしており、一方的に悪いという描き方は納得できない」などがあるという。
>「台湾の人たちが親日的であることは当然、十分承知していて、それを前提にして伝えた」
 この回答に納得できる方がどれだけいるものなのかNHKの大好きなアンケート調査でもして数字を出して頂きたいものです。
 そもそも、台湾が親日であると言うことは常識でしょうか?親日であるということを前提としているならばまずそのことを冒頭なりなんなりでその由来と併せて紹介するべきだったでしょう。

 この一連の流れに皆さんはどのような印象をお受けになられますか?
NHKの偏向と態度を問題視した政治家からも批判がでてきているようです。
さて、アジアとの友好に熱心な社民党や民主党は何処に行ってしまったのでしょう?大切なアジアの友好国である台湾(中華民国)との関係に支障を来しかねない問題でだと思うのですが。彼らのアジアは中華人民共和国・韓国(含北朝鮮)だけでインドやベトナム、台湾はカウントされていないようですね。

当該番組で反日家のように紹介された台湾人の方の言葉がMSN産経で紹介されています。
第1回放送『アジアの一等国』を再放送で見た。テーマは50年に及ぶ日本の「台湾統治」だから、制作者は植民地政策の悪辣(あくらつ)さを暴き出すことに熱心だ。台湾人すべてを「漢民族」でくくるたぐいの荒っぽさが随所にあった。
 なにより『母国は日本、祖国は台湾』の著者、柯徳三さん(87)ら知日派台湾人が、筋金入りの反日家として登場したのには仰天した。日本人も驚いたが、本人はもっとビックリした。放映後、柯さんは担当ディレクターに「あんたの後ろには中共がついているんだろう」と文句をいったと後に語っている。
 異民族による台湾支配だったから、当時の柯さんらが差別を感じていたことは事実だ。番組でも、「私のいとこのお姉さんが、日本人の嫁になって日本へ行ったけれどね、戸籍が入らん。こういうのが差別でしょう」と憤懣(ふんまん)をぶつけた。柯さんはじめ、仲間の蒋松輝さん、藍昭光さんも差別されたときの悔しさを語っている。

 藍さんは「終戦で台湾人による統治ができると考えた。だが、中国人がきて衛生、治安がでたらめになった。虐殺事件が起きて、戦前のよかった日本時代を思いだした」と語る。日本統治の良い面とは、教育、病院、鉄道などのインフラに集約できるという。
 柯さんは「日本統治の善しあしは半分半分なんです。NHKには両方をいった。日本人がいやがる部分はカットしていいよといったのに、逆に悪い面だけを放映した」という。そして冒頭の「後ろに中共がいるんだろう」との怒りにつながる。
 必要な部分だけ引用させて頂きましたが、こちらの記事にはメディアの番組制作による偏向についても言及されています。興味のある方には是非リンク先の全文を読んで頂きたいです。


関連

2009年3月30日月曜日

北朝鮮ミサイル騒動

北朝鮮が4月4日~8日に発射すると言われているミサイル(北朝鮮曰く人工衛星)に対して、日米韓は協調しつつそれぞれの思惑で動き始めています。

警戒に当たるイージス艦は日本から3隻、アメリカから5隻、韓国から1隻。内、SM3を搭載しているのは日本の「ちょうかい」と「こんごう」、アメリカの「ホッパー」と「カーティス・ウイルバー」「ステザム」「ジョンSマケイン」「チェイフィー」の計7隻。SM3を搭載していない「きりしま」は太平洋側で探知・追尾に当たります。
SM3で迎撃可能な高度は100km程と言われており、北朝鮮がアメリカ本土(またはその周辺)を狙って発射した場合は日本海側に配備されたイージス艦では迎撃できません。そのためでしょうか、アメリカは弾道ミサイルを追尾するための特殊な艦艇「オブザベーション・アイランド」も別に配備しているようで、日本を素通りする場合「きりしま」と情報をやりとりすることもあるかもしれません。

 また、アメリカは以下のような見解を示しています。

ミサイルの米領到達 想定せず(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015056451000.html#

 ゲーツ長官は、北朝鮮が人工衛星の打ち上げを名目に4月4日にも長距離弾道ミサイルの発射に踏み切る可能性は高いという見方を示すとともに、「仮にミサイルがハワイに向かって飛んでくるようであれば、迎撃を検討するかもしれないが、現時点では、そうした計画はない」と述べました。そのうえで「北朝鮮が今回の発射を通じて大陸間弾道ミサイルの開発を意図していることはまちがいない」と述べ、警戒は怠るべきでないという考えを示しました。一方、ゲーツ長官は「ミサイルが、日本に向かったり、破片が落ちそうになったりすれば、日本は『行動を起こす』と言っている」として、日本政府が状況に応じてミサイルの迎撃措置を取るのは当然だという認識を強調しました。

 これには「日本が標的になってもアメリカは日本を守らない」という解釈もでき、日米安全保障条約に対する不審につながるという意見もあるようです。アメリカとしてはデータをとれて、最悪迎撃に失敗しても日本に原因をかぶせられて、成功すれば宣伝になるしウマーとか考えているんだろうな、なんて想像してしまう対米感情を考えれば余りよろしくない発言に思えますが、私個人としては、日本の自国防衛の意識が高まる良い機会だと思うので日本のイージス艦がミサイルを打ち落とすのには賛成です。

 何よりも、日本が積極的に動くことは北朝鮮のみ為らずその向こうの中国などの諸外国への意思表示になります。日本政府が素早くミサイル迎撃命令を出せたことは大きな一歩です。米国への軍事的な依存を減らしていく良い機会になると思われるので、日米朝三カ国の動向は注意深く伺っていこうとおもいます。

あ、韓国も頑張ってください。